ITの世界には様々な略語が存在します。

SSOはSingle sign onの頭文字を取ったもので、意味は英語の通り、1つのパスワードで複数のサービスにログインすることができるというものです。

メールやSNSツール、業務管理ツールや申請関係の手続き、経理ソフトなど、世の中には様々なサービスが存在していますが、サイトごとに異なるIDやパスワードを管理するのはとても大変です。

パソコンのどこかに記録しておいたり、紙でメモを取っておく人もたくさんいますが、ふとした瞬間に漏洩してしまうリスクがあります。

1つのIDとパスワードで管理できることで、管理にかかるコストを削減し、リスクを減らすことが可能です。

その1つのパスワードが漏洩してしまったら危険と思う人も多くいます。

しかしその1つのIDとパスワードを強固なものにしておけば、複数のIDやパスワードを管理するときよりもはるかに安全です。

二段階認証を入れるなどをして安全性を高めることもできるでしょう。

ユーザー側にもメリットがあるSSOですが、導入しているサービス提供側でも情報の管理の面やログインの仕組みを作るうえでコストを削減することができます。

最近では社内のツールを一元管理し、1つのアカウントで複数のサービスにログインできるようにしている企業もあります。

ログインにかかる手間が省くことができれば、仕事の効率も向上し、スムーズに仕事を進めることもできるようになるでしょう。